【ダンスコラム】ダンスシューズの選び方👟(初心者向け🔰𓂃 𓈒𓏸)
こんにちはー☀️
DANCE COMPANY みやか組の代表、ダンサーのみやかです。
今日のテーマはこちら‼️
「今日からダンスを始めるけど、靴は何を買えば良いのかなぁ」
です。
ドキドキしながら、ダンススタジオに初問い合わせ。すると大体、体験レッスンの持ち物で、こんな風に言われます。
「動けるような服と、内履きの靴と飲み物と、汗かく方はタオルとかがいりますかね〜」
動けるような服…?スウェットとTシャツとかかな…。
靴?!内履きの靴なんて持ってないよ。中学校のときの体育館シューズでいいかしら😕でも、何だか恥ずかしいような…🫣
分からないのでオーナーや先生に聞いても、「なんでもいいよ〜」「体育館シューズでOKよ〜」と言われてしまい、余計に悩むというのはよくあるパターンです。
ということで今回は、ダンス歴21年でストリートダンスだけでなく様々なダンスを嗜んできた筆者が、靴選びのコツをお伝えします💕
ただ、ダンスシューズはダンサーによってこだわりのある方もいれば、弘法筆を選ばずでなんでも良い方も居ます。
人によって骨格も違えば足の形も違いますし、なりたいダンサー像も違いますので、「絶対にこれが良い!」というような書き方はできかねます。
あくまで筆者の主観の記事かつ、ゆるーくまとめてる記事なので、お気軽にお読みくださいね🎶
それではスタート★
👟まず、筆者のダンスシューズコレクションをご覧あれ👞
ジャーン!こんな感じです。
使い込んでて汚ぇザマスが、いいカッコしてても仕方が無いのでそのまま出します😮💨今から1つ1つ説明していきます。
エースシューズ (使用用途:主に練習靴)
こちらは筆者のエースシューズです。もう5年ぐらい使っているのではないでしょうか、正直汚いです。大体のダンサーが長くとも2 、3年位でシューズを買い換えると思いますので、私の5年ははっきり言って使いすぎです(笑)
メーカーはSKECHERS(スケッチャーズ)。
見ていただいて分かるようにただの運動靴です。筆者は、ストリートダンスのレッスンやワークショップに行くとなれば、必ずこの靴で行きます。
初めてダンスシューズを選ぶ方は、
このような「ごく一般的に売られている、運動靴」を買い、それを内履きにするというのでまず間違いないでしょう。
ストリートダンスはあくまで“ストリートダンス”なんです。言葉を選ばずにいうと、そんなに格式高いものではありません。(笑)
良く言えば、どなたでも必要最低限の準備で、体ひとつで楽しめるアーティスティックスポーツですので、この解釈こそがダンスの先生たちが言う「靴はなんでも良いよ〜」に繋がってくるワケです。
だから、特にこれを用意しないとダメ!と決まっている訳ではないので、安心してしまむらに行っていただき、1番安い運動靴を購入してください😂。
ただ、もう少しこだわりたい方に向けて、筆者の靴選びについて語りますね。
筆者は中学生ぐらいから、ずっとSKECHERSの靴を愛用しています。買い換えても買い換えてもSKECHERSです。
理由は
・外反母趾かつ足幅が広いので、SKECHERSの母指球あたりに余裕がある形が好き
・ソール(靴底)がやわらかく、靴が軽い
・デザインがスマートな感じがする
・価格も基本8000円〜14000円ぐらいで買えるという安心感
(プロダンサーが2000円の靴ってちょっとなぁって感じだし、20000円の靴履いたら大事にしたくなって履き潰せナイじゃん!😂)
ですね。これ以上も以下も無いです。
ダンスのジャンルにもよって変わりますが、ソールの柔らかさと靴の軽さについては、初心者のうちはできるだけ扱いやすいものの方がいいと思います。底が硬いとフロア(床のダンス)に入りにくいですし、靴が重いと足が疲れやすいからです。
慣れてきたら、もう少し底が硬い方が動きが安定するなぁとか、重い方がステップを踏みやすいなあとかご自身で調整すると良いでしょう。ソールが柔らかすぎると軽い分安定しにくかったり、そのせいで捻挫のリスクが高くなったりする傾向にあるからです。
柔らかいソールで分厚い靴底→疲れにくいけど足の安定感がない
硬いソールで薄い靴底→足が疲れやすいけど安定感は良い感じ。ただ安っぽい靴が多くてとにかく滑りやすい
硬いソールで分厚い靴底→かっこいいけど、捻挫のリスクピカイチ
筆者調べではこんな感じです。あくまで参考に。
また、シューズの形についてですが (引用:ユニネクマガジン さま)
⬆️こんな感じで、運動靴はだいたいこの3つの形に分類されてることが多いですよね。
ハイカットやミドルカットの方が、ヒップホップな感じがしてかっこいいですよね。でも練習靴をお探しのあなたは、間違いなくローカットを選ぶべきでしょう。
理由は1つ、足首の自由が効きやすいからです。
プロのダンサーでも練習靴にわざわざハイカットを選んで履いているケースは、最近はかなり少ないです。足首の自由が効きにくいとフロアに入りにくいし、靴全体も重くなりがちで足が疲れやすいからです。
🔗ブレイクダンスの映画を見ても、みんなハイカットを履いているのに……
もちろんデザイン性は大事ですが、ダンスが上手になってから大会用として好みのシューズを購入するのが良いかと思います。😋
エースシューズ2(使用用途:主にフリースタイルの大会)
こちらは筆者の大会用のエースシューズです。
薄くて柔らかい皮、靴底は滑りやすいゴムで出来ています。いわゆるジャズシューズです。
Amazonで、
🔍ジャズシューズ ハイカット
などと検索すると出てきます😂価格は4000円ぐらい。
この靴はストリートダンスでなく、ジャズダンスの世界で主に使用されるシューズです。
(ジャズダンスにも色々あって、シアタージャズやテーマパーク、ミュージカル系のジャズダンスでよく使用される)
ダンスを始めるためにネットで靴を購入しようとして、ダンスシューズと調べると、こういったジャズシューズばかり検索で引っかかってくることがあります。もう少し分厚い生地で前後がセパレートされているようなジャズシューズ(ジャズスニーカー)などもよく出てきます。
これらはストリートダンスのレッスンではあまり履いている人はいません。
ダメ!と言うわけではないですが、シルエットも違いますし、柔らかすぎて、強く踏むステップもあるストリートダンスには不向きな一面もあります。ただ、ストリートの世界にも様々なダンスジャンルがあります。筆者はワックダンスと言うダンスをメインジャンルとして活動していますが、このジャンルは少々特殊です。
ルーツに、バレエやジャズなどの動きがあります。
また、筆者のダンスは少々足を上げたり、回転したり、ジャズダンスやコンテンポラリーチックな動きが結構入っています。それをするにはこういったジャズシューズがとてもやりやすく、筆者は大会用のシューズをジャズシューズとしています。
この子は完全消耗品です。大会に2.3回出ると、破れたりソールが禿げてきたりします。ダンサーも、なかなか経費がかかる仕事なのです( ̄▽ ̄;)
サブシューズ(使用用途:主にワックダンスの大会や綺麗な衣装のときに履くシューズ)
こちらはダンス用のヒールシューズです。(手前の袋の中には足が痛くなったとき用の指あてが入ってます)
ストリートダンスの世界では、ワックダンス、ヴォーグダンス、ソウルダンスの女形以外で、こういったヒールを履くケースはあんまり無いです。
しかし、時代とともに進化するのがダンスです。最近はHeelsダンスといってヒールを履いて踊るダンスを総称してこう呼ぶようになり、これがなんとなーくストリートダンスに分類されているみたいです。色々あるなぁ。
筆者が使っているヒールは「ラテンシューズ」というもので、社交ダンスなどでよく使われるダンスシューズです。ソールが布や皮、またはラバー(ゴム)で出来ていたり様々です。
ワックダンスを踊る方でヒールの方は、このラテンシューズを履いているケースが最も多いように感じます。こういうヒール欲しかったんだなぁと言う方は、🔎社交ダンスヒール や 🔎ラテンシューズ で検索してみてくださいね。
筆者的にはラバーソールの方が、数は少ないですが圧倒的にオススメです。裏が皮のモノは、滑って滑って仕方ありません😂😂
番外編シューズ (使用用途:バレエのとき)
こちらは筆者の持つ練習用のバレエシューズです。
こちらはストリートダンスの際には使わないですが、大会前のアップをする時などにバレエ系の動きを調整でしたりします。よく使ってはいるので記載しました。
このバレエシューズはネットで1000円以下で購入したものです。(笑)
安ものですが、筆者はバレリーナというわけでもありませんし、ほどよく滑りやすく使いやすいので、1つ持っておく分には良いと思います。お勧めです。
クラシックバレエではこのようなバレエシューズの他に、トゥシューズというつま先側に軸が入った靴も使用します。このふたつは全く違うものですので、購入のさいにはお気をつけください。⚠️
また、もう一つ靴選びをするときに指標になることといえば滑りやすさです。
ダンスの靴って、滑りにくい方がいいんじゃない??と思いきや、滑りやすい方を好むダンサー、ジャンルも多数存在します。
もちろん滑りやすすぎては、すってんころりん案件です。でも、全く滑らないとなれば、ターンしにくい、ステップも踏みにくい、スライド系の動きもやりにくいです。
筆者調べでは、ハウスダンサー、ポップダンサーは、特に滑りやすい靴を求めがちです。
ハッシュパピーという靴はご存知ですか?
こういった靴です。(引用: 楽天サイト)
この靴は、ポップを踊るダンサーといえば、これを履いているよね!と言う靴です。今から10年ぐらい前までは、大会に出るポッパーの全員が、これを履いてた!と言っても過言ではありません。
ソウルが硬いかつ、底に凹凸があまりなくって、とっても滑りやすいんです。マイケル・ジャクソンで有名になったムーンウォーク(バックスライド)や、体を固めてゆっくり動く(スローモーション)などをやるにはぴったりの靴だといえます。
ちなみに筆者も持っていますが、実家の靴箱で眠っています(笑)
ポップダンスを習いたい方は、上手になってから指導の先生と相談して、試しに買ってみても良いかもしれません。(しかし結構高いですよ〜💰)
ただ、ある程度靴の滑りやすさは、後付けのアイテムで意外と調整できます。
筆者が大会でよく持っていくアイテムは、こちら!⬇️
左から、
ベビーパウダー…滑りやすくする
シューズクリーナー…靴がホコリなどで滑りやすくなったときの滑り止め
重曹水…直前の滑り止め
です!
どれも比較的安価で購入できます。
ベビーパウダーに関しては、ダンサーの中で王道のやり方です。ひとつまみ床にベビーパウダーを振り、その上をシューズで踏みしめます。驚くほど滑りやすくなります。
ただ、大会によってはベビーパウダーを振ることで、他の方も滑りやすくなってしまい、事故につながったりフロアの汚れが取れなくなったりするケースがあるため禁止されているところも多いです。現在では、厳密に禁止のルールがないところでも、みんなが踊るダンスフロアでベビーパウダーをどさっと出して使用するのは、マナー違反とされています。
自身の靴に直接少量づつ、余った粉はちゃんとゴミ箱の上で落としたり、マナーは守りましょうね❤️
最後にキッズダンサーのみんなへ‼️
筆者が、ダンスを始める子どもたち(保護者の皆さまにも)に圧倒的におすすめしたいシューズがあります。
子どものダンスシューズって、どうしたら良いか悩みますよね…。
もちろん、お子様によってはこだわりがある子もいると思いますし、気に入ったデザインのものでやるのが1番なのは大前提ですが🤭
しかし、せっかくこんな記事を書きましたのでひとつオススメをしたいと思います。
そ、れ、は、、、
⬇️
⬇️
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瞬足 ‼️
か〜わいい。色んなデザインがありますね!
意外とシンプルなのもありますよ⬇️
(引用: 瞬足クラブ 公式ホームページ)
軽さ、動きやすさピカイチです‼️
実は筆者のダンスシューズはずーっと子供のころこれでした。
ダンスアライブでも瞬足。
(引用: DANCE ALIVE公式ホームページ)
国技館でも瞬足。
ニューヨークのステップヤゲームアップでも瞬足ですよ。えぇ。
https://youtu.be/W0CN9BF3pKs?si=qbXtUsKsanPuhthi
⬆️初めにセンターなのが私です😉なんだこの貴重すぎる動画(笑)
ただ、
平成を彩ったCM《コーナーで差をつけろ!》
⬆️はい、このように
瞬足は、コーナーではやく走れるように左右が非対称の設計になっています。
履いてて分かるレベルではありませんが、これが少し気になるなぁという方は
こういった足育シリーズでもよいでしょう。すみっコぐらしはおチビの間でめちゃくちゃバズってますからね!
なんだかプロモーションみたいになってしまいましたが、もちろん瞬足さんから1円もいただいてはおりません。(笑)
以上で靴選びの記事は終了です。
最高のダンスシューズ選びで、最高のダンスライフを︎💕︎︎💕︎
最後までご覧いただきありがとうございます💃
大阪で振付といえば
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