2025.09.19

【ダンスコラム】なぜダンサーは、昼も夜も「おはようございます」の挨拶なの?

こんにちは😊DANCE COMPANY みやか組の代表、みやかです。

 

 

前回の記事、想像以上の反響をいただきまして誠にありがとうございました✨️✨️(前回の記事はコチラ

驚くことに、ファイナリストの方々からのメッセージや、運営サイドの方からのメッセージなども多数いただきました。そして、「みやか、一緒にチーム組んでやれんくてゴメンな…。」という心優しい方々からの激励(?)も多くいただきました🤣🤣私は本日も強く生きていこうと思います(笑)

 

 

はい、雑談はこの辺にして、今日は久しぶりのダンスコラムです。とーーっても大切なダンサーの【挨拶】について。

 

 

皆さま、挨拶してますか???(いや、そりゃしますよねぇ)

 

 

 

 

こんにちは?

こんばんは?

 

 

 

いやいや、我々ストリートダンサーは

 

「おはようございます!」

 

が、主流ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

朝に会っても「おはようございます」
昼に会っても「おはようございます」
夜に会っても「おはようございます」

 

 

 

これ、なんでかな?そのように思われたことはないですか??

 

ということで本日は!

ダンサーの「おはようございます」という挨拶について、他の業界との比較や、この挨拶についての歴史も辿りながら、大切さをより理解することができる、そんな記事にしていきます😉🤍ダンサーだけでなく、役者や音楽関係、芸能関係を目指す皆さまにもオススメの記事です。

 

それでは、スタート⬇️⬇️⬇️

 


 

ダンスを習いたい!
体験に、勇気をだして初めてのダンススタジオに。学校終わりで、日も落ちかかった18時…。

 

恐る恐る、「こんにちは…」
とドアに手をかけると、「おはようございまーす‼️」というオーナーからの元気な挨拶。

 

(わ、私間違えた…?!ど、どうしよう、、っていうか、夜なのにおはようございますって…)

 

 

 

こう思うのも無理はない。
我々ストリートダンサーは、いつの時間に会っても「おはようございます」と挨拶をするのだ。

 

 

慣れるまではかなりドキドキしてしまう。しかし、慣れるとちょーっと業界人🎶みたいな感じでこれまたかっこいいのである😉(笑)そしてダンスと関係ない現場にて、夜に堂々と「おはようございまーす!」と挨拶をしてしまい、恥ずかしい思いをする(ここまでセット)。

 

ちなみにこの「おはようございます」という挨拶は、ダンサーだけのものではない。以下に記載する。

 

 

 


【いつでもおはようございますの挨拶を使う業界一覧】
(分野・業界 使われ方の特徴 背景・理由)

 

演劇・歌舞伎・落語・能・文楽

劇場入りした瞬間に「おはようございます」 昔からの慣習。劇場入り=一日の始まり

 

 

映画・テレビ撮影現場

集合時間が早朝でも深夜でも「おはようございます」 撮影は長丁場。気持ちをリセットする合図でもある。

 

音楽ライブ・コンサート業界

リハや会場入り時に「おはようございます」 芸能界共通の慣習が音楽現場にも広がった

 

 

ストリートダンス界

イベントやリハ入りで「おはようございます」 舞台文化を受け継ぎつつ、夜型イベントの多さも影響

 

 

クラブ・DJイベント

仲間同士や出演者同士で「おはようございます」 夜から明け方まで活動するため、仕事のスタートの挨拶

 

 

キャバクラ・ホストクラブ

出勤時や同僚への挨拶に必ず「おはようございます」 開店=一日の始まり。夜の世界の共通ルール

 

 

相撲界

稽古や部屋での挨拶に「おはようございます」 相撲部屋の慣習。稽古開始=一日の始まり

 

 

 

花柳界(芸者・置屋)

芸者衆や関係者間の挨拶で「おはようございます」 夜の稼業。昔からの芸能的習慣

 

 

 

芸能マネージャー・制作会社

タレントや関係者との日常挨拶が「おはようございます」 舞台・撮影業界のルールがそのまま浸透

 

 

 

 

 

筆者の感覚と、AIの力も使いながらまとめてみた。このようにまとめると、共通点に気づく。

 

 

 

 

その1「始業時間が夜、もしくは不規則な業界」

その2「その場に入る=仕事の一日が始まる」という考え方

 

 

 

そんなこんなで、時間帯に関係なく「おはようございます」が最も縁起よく使われるのだ。

 

 

 

だから、夜の練習や深夜イベントなどの多いダンサーの界隈で、おはようございますが使われるようになったのは必然ともいえる。

 

 

ひとつ気になるのは、演劇・舞台業界の「昔からの習慣」という部分である。何故、芸能の世界では、昔から「おはようございます」という言葉が使われたのだろうか。

 

 

 

筆者は以前から、このことについて少し事前知識があった。その知識を頼りに、今回もう一度調べ直してみることにした。

 

 

 

 

 

【何故芸能の世界でおはようございますの挨拶が定着したか】

おはようございますの挨拶の起源は江戸時代の芝居小屋歌舞伎のしきたりからきている。江戸時代には照明器具がなかったため、日没前に終演していた。そして今とは違い、長時間の作品が多かったため、いつも関係者が顔を合わせるのはの朝や午前中だった。そこで、後輩役者が先輩に対して、「お早いご到着で」という意味合いから「おはようございます」が挨拶として使われた。そのときの風習からきている。

 

 

(参考サイト:)

どうして一日中「おはようございます」と挨拶するの?【舞台用語を覚えよう③】|北村毅

マルモの舞台裏 | 舞台照明 演出照明 テレビスタジオ照明の専門メーカー MARUMO 丸茂電機株式会社

おはようございますの意味・由来・語源とは?何時まで使える挨拶? | 歴史・由来・意味の雑学

歌舞伎から生まれた言葉

(画像引用: 太田記念美術館HP)

 

 

 

以上だが、ここで筆者が⚠️注意喚起をしておく。

 

 

・参考サイト全て比較しまとめたが、それぞれの記事で少なからず記載にズレがある。

・多くの記事が「言われている」「俗説」「伝承としてある」という表現を使っていて、学術論文や専門誌から内容を直接引用しているわけではない。

 

ということである。

 

 

この「おはようございます」が「お早いお着きでございますね」を意味するということの学術的裏付けは限定的だが、俗説・現場説明としては広く紹介されているものなので、我々ダンサーも知っておいて損は無いだろう。

 

 

 

 

つまり、実際にどうかは分からない。しかし、とにかく筆者はこの説の信者である。

 

 

 

だってめっちゃ素敵じゃない???

 

 

おはようございますというひと言に、尊敬の心が入るなんて、なんと素敵(2回目)。

 

 

「こんにちは」
「こんばんは」

 

のなかでも、敬語が使えるのが「おはようございます」だけであるし、目上の方にも常に丁寧にできるおはようございますという挨拶は、非常に画期的ではないだろうか。

 

 

 

 

まぁ、このゆるめの記事はそろそろまとめにはいる。最後に自分、そして記事をお読みの若いダンサーにとっても、今一度心に留めておくべき3つの教訓を筆者なりの言葉で記載しておく。(何様なのよ🤣)

 

 

その1  挨拶だけはどんなに大きい声で言っても怒られない!

 

その2 「おはようございます」だけでなく、「ありがとうございます」「お願いいたします」など状況に応じて細かく声を出すと好かれるゾ!

 

その3  ダンス界でよく使われる「お疲れ様です」という言葉に違和感を感じる人は(もともと目上から目下に使う言葉)「お疲れ様でございます」と言う!(確かに堅苦しいが文法的に間違いではないそう)

⬆️おっと、これを書くことによって明日から筆者の生徒たちが、筆者に「ございます」をつけ始めると、それはそれで違和感なのでやめてよね😂😂😂

 

 

 


ということで!いかがでしたでしょうか。
本日は、挨拶についてのショート記事でした~😊するもしないも自由だけど、大きな挨拶は現場に明るさとメリハリを施します。ぜひ記事をきっかけに、自己を振り返るのも悪いことではございません🙂‍↔️

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます💃

 

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