2026.01.05

【ダンスコラム】ヒップホップの定番ステップ!《キャベッジ・パッチ》結局どれなの?!

こんにちは🙂DANCE COMPANY みやか組の代表、みやかです。

 

先日インスタグラムにて、運営会社(有限会社オンタイムジャパン)の取締役に就任したことを発表させていただきました( *´꒳`)エヘ  2026年はかなり気合を入れた活動をする一年になりそうです。どうぞこれからもよろしくお願いします🙏

 

本日は!ダンスコラム💃(前回の記事の続きもまた更新するからねー🥹すみません)

 

 

ヒップホップステップ!キャベツパッチって結局なんなのさ?🥬 

 

について、つらつらと書き進めてみます。

ヒップホップステップの中でも特に名前が混線しがちな「Cabbage Patch(キャベツパッチ)」。

 

 

✔ どういう動きなのか

✔ よく語られる由来

✔ なぜここまで混同されてきたのか

 

を、できるだけポップかつできるだけ事実ベースで整理してみようと思います。

そう、【できるだけ】です。

 

 

・つまり正解の提示や決めつけではありません

・この記事はストリートダンス文化の曖昧さを否定するものではありません

・なんなら、あくまで背景だけを少し明確にし、これを読んだ皆さまがより自由に受け取れるようにするための記事です

 

 

 

現役ダンサーでありながら大学院卒のダンス研究者👩🏻‍🎓そんな私なりのダンスコラムです。

 

 

 

是非楽しんでお読みくださいませ〜︎💕︎︎💕︎それでは、スタート⬇️⬇️⬇️

 

 


 

 

「キャベツパッチやりましょう!」

「このステップはキャベッジ・パッチといいます」

 

 

などなど、ダンスの現場でこんな言葉を聞いたことがある人はきっと多い。

 

 

でも、いざ踊ってみると…

 

 

 

  • あれ?それ Reebok じゃない?
  • いやいや、Reebokはこれだよ
  • いや、それ はGucci って習ったけど?
  • そもそも 腕なの?足なの?なんなの?

 

 

……はい、混乱。

 

ということで今回は、ヒップホップステップの中でも特に名前が混線しがちな

Cabbage Patch(キャベツパッチ)」について、詳しく記載してみる。

 

 

そもそも「Cabbage Patch」はどんなステップなのだろうか?

 

まず、多くの人が共通してイメージするCabbage Patch の動きは、こんな感じ⬇️

 

 

  • 両腕を前に出す
  • 握りこぶし
  • 腕をぐるぐる回す
  • 足はその場 or 軽いステップ

 

そう、「手をグルグルするやつ」みたいな感じである🥬(笑)

 

このイメージに関しては、国内外問わずかなり一致している。

 

YouTube、ダンス教材、レッスン動画などを見ても、「Cabbage Patch」として紹介されている動きの大半がこの腕の円運動である。

 

 

ここで、この記事をもう読まなくても良いぐらい(ダメダメ🥺)かなり貴重な情報が得られる動画を掲載させていただく👇

 

Buddha Stretch / Henry Link / Caleaf Sellersといったレジェンドによるデモだ。

 

「Cabbage Patch = 腕を回す」

この点については、

世界的にもかなり共通認識があると言って良いだろう。

 

 

よく語られる由来として

「80年代に流行し、Gucci Crew IIの曲と一緒に広まった説」

がある。Cabbage Patch について少し調べると、高確率で出てくる。

 

1980年代、MiamiのラップグループGucci Crew II の楽曲「The Cabbage Patch」

 

 

 

たしかに、

  • 80年代
  • 当時の流行
  • 曲名とダンス名が一致

 

という条件を見ると、「なるほど、そうだったのかも?」と誰でもが思う。

 

ただし、この話を裏付ける明確な記録・証言は、今回の調べでは確認出来なかった。

 

  • この曲が“最初”だったのか
  • この曲でダンス名が定着したのか

 

については、

 

✔ そう説明されることが多いのは事実

✔ でも確定事項ではない

 

という扱いが、妥当だろう。

 

 

しかし、「手をグルグル」=Cabbage Patch

このイメージは、かなり広く共有されている。

 

 

ではなぜ、Cabbage Patchを踊ると

 

 

「あれ?それ Reebok じゃない?」

 

 

みたいな混同が起きるのだろうか。

 

 

 

 

そう、【Cabbage Patch 】は、【Reebok 】や 【Gucci 】としばしば同一視されてきた。

 

 

面白いのが、

Reebokの動きをCabbage Patchという名前だと思っている人がいる。

Gucci動きReebokだと思っている人がいる。

GucciReebok はこのステップ!と同一の動きの別名として紹介されることがある

・でもCabbage PatchGucciだと言い張る人は居ない

 

 

みたいな謎3角関係が起きている🤣🤣🤣(あくまで筆者の主観)

 

 

3つの実際の動きは、こちらの動画を参考にしてほしい。⬇️⬇️⬇️

筆者のダンス動画

(④のステップ、Real Love については記事では割愛)

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの動画はダンス歴22年の筆者が今までの経験・統計で踊っている動きかつ名前なので、傍から見れば「コイツは何を言ってんだ(踊ってんだ)」

となるかもしれない。

 

 

 

なんかね、人狼ゲーム🐺みたいな感じなのよ🤣

 

占い師が2人出たとするでしょ?(1人本物、1人占い師語りの人狼)どちらを信じるかで現場の見方が180度変わる、的な💡

(人狼ゲーム知らない人ごめん笑)

 

 

つまり、何が言いたいかと言うと、この記事が正解‼️というわけでなく、それぞれのダンサーがそれぞれの【信じたいこと】【信じたい人】が言うことを信仰するのが1番幸せだと筆者は思う。

 

 

だいぶ話が逸れたが、いよいよこの記事の核となる話に移る。

 

 

この謎3角関係を解消するために、いくつかの重なっている要因を整理していく

 

 

①80年代〜90年代のパーティーステップ枠として、混同して覚えられる

・同時期に踊られていたことによる混同

・ダンスは口承文化(口伝えってことね)

 

 

②Gucciの動きの呼ばれ方の不安定さ

・Reebokと呼ばれることがある

・Cabbage Patch が流行ったときの音楽「Gucci Crew II /The Cabbage Patch」

⬆️え、GucciってこのGucci?!みたいなややこしさ

 

 

③Reebokの呼ばれ方の不安定さ

・Gucci と呼ばれることがある

・Cabbage Patch と呼ばれることがある

・地域や年代で意味が変わる

 

とにかく、このReebokはかなり名前のブレ幅が大きい。

 

 

そして、次がこのごちゃごちゃのいちばん大きな要因と考えられるモノ

 

 

 

④映像教材の影響(New School Dictionary)

 

 

 

90年代以降、ヒップホップダンスはDVDやビデオ教材を通して世界中に広がった。

 

その中でも特に有名なのが

 

New School Dictionary

 

 

 

この映像の一部について、「Reebokっぽい動きをCabbage Patch と説明しているように見える」

 

 

という声が上がったことがある。

 

つまり、

 

✔ 当時の説明

✔ 映像の受け取り方

✔ 言語・文脈の違い

 

これらが重なり、名称だけが独り歩きした可能性は否定できない。

 

 

 

ただし重要なのは、

 

 

レジェンドのBuddha Stretch 本人は後に、ReebokCabbage Patch別物
と説明している。

 

 

 

 

その動画が、記事の初めにも掲載したコチラ

 

 

また、リール動画なので記事に埋め込め無いが、コチラ⬇️

https://www.instagram.com/reel/DDejds5SErZ/?igsh=M3libW84eXBocnlq

 

 

大変詳しく説明されている。これが、ヒップホップダンス界のレジェンドが生の目で、身体で感じたこのステップたちの在り方である。

 

 

 

しかし、これもあくまでレジェンドがシーンの中で拾ってきた宝物の情報というだけにに過ぎず、「これが正解だ!」と断定することが出来ないのがストリートダンス

 

てかレジェンド達だって、そもそもダンス文化やネームの【統一】みたいなものを期待しているわけでも求めている訳でもなさそうだ

 

 

 

 

では結局どう整理するべきだろうか。

シンプルに、あくまで統計的・総合的に考えてみよう。

 

 

🥬 Cabbage Patch

👉 手をグルグル(腕が主役)

 

👟 Reebok

👉 足のステップ(フットワークが主、肩も使う)

ストレッチの解説動画では「Cabbage Patchの派生で生まれたReebokの動きが、文化の中で形を変え続け、1つのステップとして独立した」と言われていた

 

👕 Gucci

👉 Reebokと同義で使われることも多いが、GucciはGucciとして別のステップで紹介されているケースが多い。(この記事ではReebokとGucciは同じものではないという意見を支持

 

 

 

以上で、【ヒップホップの定番ステップ!《キャベッジ・パッチ》結局どれなの?!】についての考察を終える。

 

 


 

 

いかがだったでしょうか?😂🩵

年明け早々、事実調査をするのに筆者は大変疲れました(爆笑)

 

 

そして、最後に大事なこと。

 

 

どれも「唯一の正解」は存在しません。

 

 

これは「自由だから何でもいい」という話ではなく、そういう広がり方をしてきた文化こそがストリートダンスだということです。

 

曖昧さは、弱点じゃなく、

 

ストリートダンスは

  • 名前が揺れる
  • 意味が変わる
  • 地域で再解釈される

 

そうやって文化として成長してきた側面があります。これは、ストリートダンス研究者として調査を進めるにあたって、私が深く感銘を受けた考え方です。

 

Cabbage Patch が混乱しているのも、ある意味では本当に自然なことだと推察します。

 

この記事の立ち位置についてですが、

  • 「こう踊るべき」
  • 「これが正解」

を提示するものではありません。

 

また、

  • 「ダンスは自由だから考えなくていい」
  • 「分からんから何でもええやん」

という主張でもありません❕

 

 

 

映像や通説などをを見比べた上で、観察的に

「こういう傾向が見えるよね」

という視点でこの文章を書いています😌

 

  • 曖昧さがあること
  • 複数の呼び方が並立していること

も含めて、それ自体がストリートダンス文化の特徴だと捉えています。

 

 

 

「キャベツパッチって結局なんなの?」

 

 

このコラムが、誰かが混乱したときのひとつの整理材料になれば嬉しいです🥬

 

 

 

 

 

 

⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·

 

最後までご覧いただきありがとうございます💃

 

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