【ダンスコラム】なぜダンサーは、昼も夜も「おはようございます」の挨拶なの?
こんにちは😊DANCE COMPANY みやか組の代表、みやかです。
前回の記事、想像以上の反響をいただきまして誠にありがとうございました✨️✨️(前回の記事はコチラ)
驚くことに、ファイナリストの方々からのメッセージや、運営サイドの方からのメッセージなども多数いただきました。そして、「みやか、一緒にチーム組んでやれんくてゴメンな…。」という心優しい方々からの激励(?)も多くいただきました🤣🤣私は本日も強く生きていこうと思います(笑)
はい、雑談はこの辺にして、今日は久しぶりのダンスコラムです。とーーっても大切なダンサーの【挨拶】について。
皆さま、挨拶してますか???(いや、そりゃしますよねぇ)
こんにちは?
こんばんは?
いやいや、我々ストリートダンサーは
「おはようございます!」
が、主流ではないでしょうか。
朝に会っても「おはようございます」
昼に会っても「おはようございます」
夜に会っても「おはようございます」
これ、なんでかな?そのように思われたことはないですか??
ということで本日は!
ダンサーの「おはようございます」という挨拶について、他の業界との比較や、この挨拶についての歴史も辿りながら、大切さをより理解することができる、そんな記事にしていきます😉🤍ダンサーだけでなく、役者や音楽関係、芸能関係を目指す皆さまにもオススメの記事です。
それでは、スタート⬇️⬇️⬇️
ダンスを習いたい!
体験に、勇気をだして初めてのダンススタジオに。学校終わりで、日も落ちかかった18時…。
恐る恐る、「こんにちは…」
とドアに手をかけると、「おはようございまーす‼️」というオーナーからの元気な挨拶。
(わ、私間違えた…?!ど、どうしよう、、っていうか、夜なのにおはようございますって…)
こう思うのも無理はない。
我々ストリートダンサーは、いつの時間に会っても「おはようございます」と挨拶をするのだ。
慣れるまではかなりドキドキしてしまう。しかし、慣れるとちょーっと業界人🎶みたいな感じでこれまたかっこいいのである😉(笑)そしてダンスと関係ない現場にて、夜に堂々と「おはようございまーす!」と挨拶をしてしまい、恥ずかしい思いをする(ここまでセット)。
ちなみにこの「おはようございます」という挨拶は、ダンサーだけのものではない。以下に記載する。
【いつでもおはようございますの挨拶を使う業界一覧】(分野・業界 使われ方の特徴 背景・理由)
演劇・歌舞伎・落語・能・文楽
劇場入りした瞬間に「おはようございます」 昔からの慣習。劇場入り=一日の始まり
映画・テレビ撮影現場
集合時間が早朝でも深夜でも「おはようございます」 撮影は長丁場。気持ちをリセットする合図でもある。
音楽ライブ・コンサート業界
リハや会場入り時に「おはようございます」 芸能界共通の慣習が音楽現場にも広がった
ストリートダンス界
イベントやリハ入りで「おはようございます」 舞台文化を受け継ぎつつ、夜型イベントの多さも影響
クラブ・DJイベント
仲間同士や出演者同士で「おはようございます」 夜から明け方まで活動するため、仕事のスタートの挨拶
キャバクラ・ホストクラブ
出勤時や同僚への挨拶に必ず「おはようございます」 開店=一日の始まり。夜の世界の共通ルール
相撲界
稽古や部屋での挨拶に「おはようございます」 相撲部屋の慣習。稽古開始=一日の始まり
花柳界(芸者・置屋)
芸者衆や関係者間の挨拶で「おはようございます」 夜の稼業。昔からの芸能的習慣
芸能マネージャー・制作会社
タレントや関係者との日常挨拶が「おはようございます」 舞台・撮影業界のルールがそのまま浸透
筆者の感覚と、AIの力も使いながらまとめてみた。このようにまとめると、共通点に気づく。
その1「始業時間が夜、もしくは不規則な業界」
その2「その場に入る=仕事の一日が始まる」という考え方
そんなこんなで、時間帯に関係なく「おはようございます」が最も縁起よく使われるのだ。
だから、夜の練習や深夜イベントなどの多いダンサーの界隈で、おはようございますが使われるようになったのは必然ともいえる。
ひとつ気になるのは、演劇・舞台業界の「昔からの習慣」という部分である。何故、芸能の世界では、昔から「おはようございます」という言葉が使われたのだろうか。
筆者は以前から、このことについて少し事前知識があった。その知識を頼りに、今回もう一度調べ直してみることにした。
【何故芸能の世界でおはようございますの挨拶が定着したか】
おはようございますの挨拶の起源は江戸時代の芝居小屋、歌舞伎のしきたりからきている。江戸時代には照明器具がなかったため、日没前に終演していた。そして今とは違い、長時間の作品が多かったため、いつも関係者が顔を合わせるのはの朝や午前中だった。そこで、後輩役者が先輩に対して、「お早いご到着で」という意味合いから「おはようございます」が挨拶として使われた。そのときの風習からきている。
(参考サイト:)
どうして一日中「おはようございます」と挨拶するの?【舞台用語を覚えよう③】|北村毅
マルモの舞台裏 | 舞台照明 演出照明 テレビスタジオ照明の専門メーカー MARUMO 丸茂電機株式会社
おはようございますの意味・由来・語源とは?何時まで使える挨拶? | 歴史・由来・意味の雑学
(画像引用: 太田記念美術館HP)
以上だが、ここで筆者が⚠️注意喚起をしておく。
・参考サイト全て比較しまとめたが、それぞれの記事で少なからず記載にズレがある。
・多くの記事が「言われている」「俗説」「伝承としてある」という表現を使っていて、学術論文や専門誌から内容を直接引用しているわけではない。
ということである。
この「おはようございます」が「お早いお着きでございますね」を意味するということの学術的裏付けは限定的だが、俗説・現場説明としては広く紹介されているものなので、我々ダンサーも知っておいて損は無いだろう。
つまり、実際にどうかは分からない。しかし、とにかく筆者はこの説の信者である。
だってめっちゃ素敵じゃない???
おはようございますというひと言に、尊敬の心が入るなんて、なんと素敵(2回目)。
「こんにちは」
「こんばんは」
のなかでも、敬語が使えるのが「おはようございます」だけであるし、目上の方にも常に丁寧にできるおはようございますという挨拶は、非常に画期的ではないだろうか。
まぁ、このゆるめの記事はそろそろまとめにはいる。最後に自分、そして記事をお読みの若いダンサーにとっても、今一度心に留めておくべき3つの教訓を筆者なりの言葉で記載しておく。(何様なのよ🤣)
その1 挨拶だけはどんなに大きい声で言っても怒られない!
その2 「おはようございます」だけでなく、「ありがとうございます」「お願いいたします」など状況に応じて細かく声を出すと好かれるゾ!
その3 ダンス界でよく使われる「お疲れ様です」という言葉に違和感を感じる人は(もともと目上から目下に使う言葉)「お疲れ様でございます」と言う!(確かに堅苦しいが文法的に間違いではないそう)
⬆️おっと、これを書くことによって明日から筆者の生徒たちが、筆者に「ございます」をつけ始めると、それはそれで違和感なのでやめてよね😂😂😂
ということで!いかがでしたでしょうか。
本日は、挨拶についてのショート記事でした~😊するもしないも自由だけど、大きな挨拶は現場に明るさとメリハリを施します。ぜひ記事をきっかけに、自己を振り返るのも悪いことではございません🙂↔️
最後までご覧いただきありがとうございます💃
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